「1968年は全世界的に特に学生が異議申し立てをした年だった」と学部学生の時に、著名なフランス文学者から教わった記憶がある。80年代後半の日本の大学のキャンパス(それから予備校にも)には、1968年に学生として関わっていた教員がたくさんいたけど、まだreflectionsできる時期(まだ20年しか経ってなかった)ではなかったのかもしれない。それで、今年50年で、reflectionsできるってニュアンスがこの記事にはありますが、どうなんでしょうね。
かたや、この週末たまたま滞在していたパリでは、写真のようなイエローベスト運動。報道のされかたとは幾分現実は違って土曜限定の祝祭という感じ。1968年の五月革命との類似性・相違性が語られていますが、1968年の意味を相対化するには良い思考実験の材料をイエローベスト運動は提供してくれているのかも。そのような思考が日本に反射してくれるのかどうか。
イエローベスト運動はこれまでは土曜限定だったようですが、12/31は何か仕掛けてくるのではという噂はあるようです。欧州時間では12/31はまだ始まったばかり。要注目かもしれません。(了)
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